
ギュット・クルームRを買うと決めたけど、DXとEXのどちらがいいのかな?
クルームRの購入を検討していると、こんなふうに迷ってしまいますよね。
どちらにも、ベビー用品メーカーのCombiと共同開発したクルームリアシートが標準装備されています。
だからこそ、「約3万円高いEXを選ぶと、何が変わるの?」という疑問が残ります。
- DXとEXで違う機能と約3万円の価格差
- 2026年・2027年モデルの品番と価格の違い
- ラクイックのメリットと注意点
- 押し歩きモードが役立つ生活環境
- DXとEXに共通する基本性能と選び方
先に結論をお伝えすると、迷っているならDXで十分です。
クルームR・EXを選ぶ大きな理由は下記の2点です。
- キーを取り出さずに後輪の鍵を開けられる「ラクイック機能」
- 子どもを乗せたまま自転車を押すときに使える「押し歩きモード」
この2機能を使う場面がはっきりしている方にはEXが向いています。
逆に、必要性を感じない方はDXを選ぶことで購入価格を抑えられます。
この記事では、子どもの送迎や買い物でEXの機能を本当に使うのかを考えながら、たくさんのお客様を接客した経験をもとにDXとEXの選び方を分かりやすくお伝えします。
2027年モデルの価格改定|2026年モデルと比較

新しい2027年モデルを買うべき? それとも、2026年モデルが残っているなら、そちらで十分なの?
DXは1万1,000円、EXは1万円の値上げです。
| 車種 | 2026年モデル | 2027年モデル |
|---|---|---|
| クルームR・DX | BE-FRD035 189,000円 | BE-FRD036 200,000円 |
| クルームR・EX | BE-FRE035 220,000円 | BE-FRE036 230,000円 |
比較した範囲では、16.0Ahのバッテリー、走行距離、車体質量、クルームリアシートは新旧で同じです。
この2車種は、新旧モデルでカラーも変わっていません。
2026年モデルが新品で残っているなら、2026年モデルを購入するほうがお得に購入できます。
購入前に車体品番を確認してください。
クルームR・DXとEXの違いはラクイックと押し歩き機能があるかどうか

DXとEXの購入判断を大きく分けるのは、ラクイックと押し歩きモードの有無です。まずは、2027年モデルの違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | DX | EX |
|---|---|---|
| メーカー希望小売価格 | 200,000円 | 230,000円 |
| ラクイック | なし | あり |
| 押し歩きモード | なし | あり |
| 車体の重さ | 31.1kg | 32.3kg |
| カラー | 6色 | 6色 |
※2027年モデルの価格・仕様は2026年9月時点のギュット・クルームR・DX公式ページとギュット・クルームR・EX公式ページで確認しています。購入時には最新情報をご確認ください。
EXにはラクイック機能が付いている
ラクイックは、電子キーをカバンなどに入れたまま手元スイッチの電源を入れると、後輪のサークル錠が自動で開く機能です。
子どもと一緒に出かけるときは、荷物で手がふさがることも少なくありません。カバンから通常キーを探し、鍵穴に差し込む動作を省けるのはEXの分かりやすいメリットです。
ただし、ラクイックがあれば通常キーを持たなくてよいわけではありません。バッテリーを取り外すときには通常キーが必要です。この注意点は、後の章で詳しく説明します。
EXには押し歩きモードも付いている
押し歩きモードは、子どもを乗せたまま坂道やスロープなどで自転車を押すときに、モーターが押す力を補助してくれる機能です。
保育園や自宅までの道に押して上る坂がある方には便利です。一方、平坦な道が中心で、自転車から降りて押す場面がほとんどない方は、使う機会が少ないでしょう。
車体の重さと選べるカラーも異なる
車体はDXが31.1kg、EXが32.3kgで、EXのほうが1.2kg重くなっています。数字だけでは扱いやすさを判断しにくいため、可能であれば店頭で押したときの感覚も確かめてみてください。
カラーはどちらも6色ですが、選べる色の一部が異なります。色を重視する方は、Web上の画像だけで決めず、実車の見え方を確認してから選ぶと安心です。
価格差は約3万円:2つの機能が必要ないならクルームR・DXがおすすめ

「約3万円高いなら、EXのほうが走りやチャイルドシートも良いのかな?」
価格だけを見ると、このように考えてしまいますよね。
しかし、DXとEXはバッテリー容量や走行距離、車体サイズ、クルームリアシートなど、日常の使いやすさに関わる基本部分が共通しています。
EXの価格が高い主な理由は、ラクイックと押し歩きモードが追加されているためです。この2機能を使わない方にとっては、高いほうを選んでも日常で違いを感じる場面が少ないかもしれません。
通常キーで鍵を開けることが苦にならず、自転車を押して坂を上る場面も少ないなら、DXをおすすめします。
なお、表に載せた金額はメーカー希望小売価格です。実際の販売価格や送料、組み立て、店舗受け取りの条件は購入先によって変わります。購入時には、車体価格だけでなく、必要な付属品や受け取り方法まで含めて比べてください。
【クルームR・EX】ラクイック機能のメリットと注意点

「子どもと荷物で両手がふさがっているのに、カバンの中から鍵が見つからない……」
子どもとの外出では、鍵を取り出すだけでも手間に感じる場面があります。そんなときに便利なのが、EXに付いているラクイックです。
荷物や子どもで手がふさがるときに便利
ラクイックは、電子キーをカバンなどに入れた状態で手元スイッチの電源を入れると、後輪のサークル錠が自動で解錠される機能です。
保育園へ向かう朝や買い物帰りは、子どもを見ながら荷物も持つことになります。通常キーを探して鍵穴へ差し込む動作を省けるため、出発までの小さな負担を減らせます。
この一手間を毎日のように負担だと感じているなら、ラクイックを目的にEXを選ぶ価値はあります。
バッテリーを外すときは通常キーが必要
ここで注意したいのは、ラクイックが自動で開けるのは後輪のサークル錠だということです。
充電などで車体からバッテリーを取り外すときは、通常キーを使ってバッテリーロックを解除します。ラクイックが付いていても、通常キーそのものが不要になるわけではありません。
普段、後輪錠を手で開けなくなると、通常キーを持つ習慣が薄れやすくなります。自宅以外でバッテリーを外す可能性がある方は、通常キーを忘れない管理方法も考えておきましょう。
電子キーと通常キーは別々に携帯する
ギュット・クルームR・EXの取扱説明書では、電子キーと通常キーの両方を携帯し、同時に紛失しないよう別々に持つことが案内されています。
電子キーをなくしたり電池が切れたりした場合でも、通常キーがあれば後輪錠を手動で開けられます。反対に、電子キーだけを持って出かけると、トラブル時に困る可能性があります。
※通常キーの用途や携帯方法は、Panasonic公式取扱説明書を基準にしています。
- バッテリーを外すときは通常キーが必要
- 電子キーと通常キーは別々に携帯する
約3万円で毎日の一手間を減らしたいか考える
ラクイックは便利ですが、機能としては後輪錠の解錠のみです。バッテリーの取り外しや施錠まで、すべてを自動で行う機能ではありません。
「朝晩の送迎で毎日使うから、少しでも楽にしたい」と思えるならEXが候補になります。一方、通常キーを使うことが特に負担でなければ、この機能だけを理由にEXを選ぶ必要はないと私は考えます。
【クルームR・EX】押し歩きモードのメリットと必要な人

「子どもを乗せた自転車を、坂道で押して上がれるか心配……」
自宅や保育園の近くに急な坂がある方なら、車体の重さは気になりますよね。EXの押し歩きモードは、降りて自転車を押すときにモーターが力を補助してくれます。
子どもを乗せたまま坂道を押す人には役立つ
押し歩きモードが役立つのは、子どもを乗せたまま押して通る坂やスロープが生活圏にある方です。
- 自宅や駐輪場までに急な上り坂がある
- 歩道橋のスロープを通る
- 自転車へ乗れない公園や商店街を押して移動する
- 子どもと荷物を乗せた状態で押す機会が多い
このような場面が毎日または頻繁にあるなら、押す負担を減らせることはEXを選ぶ大きな理由になります。
平坦な道が中心なら優先度は低い
一方、自転車へ乗ったまま移動できる平坦な道が中心なら、押し歩きモードを使う機会は多くありません。
「いつか使うかもしれない」という安心感だけでEXを選ぶと、約3万円をかけた機能をほとんど使わない可能性があります。購入前に、自宅、保育園、駅、買い物先までの道を思い浮かべ、押して上る場所があるか確認してみてください。
押し歩きが欲しい場合もEXだけが選択肢ではない
押し歩きモードを重視するなら、ギュット・アニーズ・DX・押し歩きも候補です。
2027年モデルのメーカー希望小売価格は200,000円で、同じ年式のクルームR・EXより3万円安い設定です。ただし、標準装備の後用チャイルドシートはクルームリアシートではなく、プレミアムリアチャイルドシートです。
Combi共同開発のクルームリアシートを優先するならクルームR・EX、押し歩きと価格を優先するならアニーズも含めて比較すると選びやすくなります。
※価格・装備はギュット・アニーズ・DX・押し歩き公式ページで確認しています。
クルームR・DXとEXに共通するおすすめポイント

「価格を抑えてDXを選ぶと、子どもの乗り心地や走りまで悪くなるのかな?」
その心配はありません。DXとEXは、子ども乗せ電動自転車として大切な部分の多くが共通しています。
Combiと共同開発したクルームリアシートを標準装備
DXとEXのどちらにも、ベビー用品メーカーのCombiと共同開発したクルームリアシートが標準装備されています。
クルームリアシートは、子どもの快適性と乗せ降ろしのしやすさを考えたチャイルドシートです。日差しを避けるサンシェード、左右どちらからでも子どもを乗せ降ろしできる開閉ガード、ベルトを引いて体へ合わせやすいクイックアジャスターなどが採用されています。
Combiとの共同開発シートに魅力を感じてクルームRを選ぶ方は、DXを選んでもこの部分は変わりません。
※クルームリアシートの特徴は、Panasonic公式の機能紹介を基準にしています。
バッテリー容量・充電時間・走行距離は同じ
| 共通仕様 | DX・EX |
|---|---|
| バッテリー容量 | 16.0Ah |
| 充電時間 | 約5.0時間 |
| パワーモード | 約50km |
| オートマチックモード | 約60km |
| ロングモード | 約86km |
DXを選んだからといって、バッテリーが小さくなったり、1回の充電で走れる距離が短くなったりするわけではありません。
なお、走行距離はメーカーの統一試験条件による目安です。坂道、気温、荷物の重さ、タイヤの空気圧、アシストモードなどによって、実際に走れる距離は変わります。
車体サイズ・適応身長・タイヤサイズも同じ
車体の全長と全幅、サドルの高さ、20型タイヤも共通です。乗車適応身長の目安は142cm以上で、幼児2人同乗時は155cm以上と案内されています。
ただし、同じ身長でも足の長さや体格は異なります。数値だけで決めず、可能であれば実車で足つきとスタンド操作を確かめてください。
前カゴやスタンドなどの実用装備も共通
送迎や買い物で使いやすい大容量の前カゴ、両立スタンド、幅広タイヤなども共通しています。
DXはラクイックと押し歩きモードがないモデルですが、子ども乗せ電動自転車として必要な基本装備を大きく削ったモデルではありません。
迷っていて価格を抑えたいならクルームR・DXで十分

「結局、自分にはDXとEXのどちらが合うの?」
ここまで読んでも決めきれない場合は、まずDXを基準に考えてください。約3万円を追加してでも、ラクイックか押し歩きモードを使いたいかで判断すると選びやすくなります。
DXがおすすめな人
- 通常キーで後輪錠を開けることを負担に感じない
- 自転車を押して坂道を上る場面が少ない
- バッテリー容量やクルームリアシートが同じなら十分
- 追加機能より購入価格を抑えたい
- DXでしか選べない色が気に入っている
この中に複数当てはまるなら、DXを選んでも大きな不満につながりにくいと私は考えます。
\2026年DXの販売条件を比較/
送料・組立・受取方法も確認
EXがおすすめな人
- 子どもや荷物で手がふさがることが多い
- 後輪錠を開ける手間を毎日少しでも減らしたい
- 子どもを乗せたまま押して上る坂やスロープがある
- 2つの追加機能へ約3万円を払う価値を感じる
- EXでしか選べない色が気に入っている
EXを選ぶときは、「便利そうだから」だけで決めず、ラクイックと押し歩きモードを使う場面を具体的に思い浮かべてみてください。使う場面を説明できるなら、EXの機能を活かしやすいでしょう。
\2026年EXの販売条件を比較/
送料・組立・受取方法も確認
上の楽天市場リンクは、2026年モデルのDX(BE-FRD035)とEX(BE-FRE035)の型番を検索します。価格と在庫に加え、送料や組み立て状態、受け取り方法も確認してください。
迷っていて、できるだけ価格を抑えたいならDXで十分です。
クルームR・DXとEXに関するよくある質問

- チャイルドシートは何歳から何歳まで乗せられますか?
-
標準装備の後用チャイルドシートは、1歳以上から小学校就学の始期まで使用でき、メーカーは2歳以上からを推奨しています。
体重8kg以上24kg以下・目安身長70cm以上120cm以下という条件もあります。追加する前用は1歳以上4歳未満・体重8kg以上15kg以下・目安身長70cm以上100cm以下です。 - 前用のチャイルドシートは何を取り付けられますか?
-
公式アクセサリーシミュレーションでは、クルームフロントシートなど3種類の前用シートが案内されています。
品番や年式によって適合が異なるため、購入時は車体品番を確認して販売店へ相談してください。 - レインカバーは標準装備されていますか?
-
レインカバーは標準装備ではなく、別売りです。
後用と前用では対応品が異なるため、公式アクセサリーシミュレーションで組み合わせを確認してください。 - EXなら通常キーを持たなくてもよいですか?
-
いいえ。ラクイックを使う場合も、電子キーと通常キーの両方を携帯してください。
通常キーは後輪錠の手動解錠とバッテリーロックの解除に使います。同時に紛失しないよう、2つのキーは別々に持ちましょう。 - 人気の色はどれですか?
-
公式の色別販売データがないため、一番人気の色は断定できません。
DXとEXでは一部の色が異なり、画面と実車でも見え方が変わります。迷ったら店頭で実物を確認してください。
まとめ:追加機能を使わないならクルームR・DXを選ぼう

- EXだけにラクイックと押し歩きモードが付いている
- 価格差はメーカー希望小売価格で約3万円
- バッテリー容量・走行距離・クルームリアシートなどは共通
- ラクイックがあっても、バッテリーを外すときは通常キーが必要
- 押して上る坂が生活圏にある人には押し歩きモードが役立つ
DXとEXのどちらを選んでも、Combiと共同開発したクルームリアシートや基本の走行性能は変わりません。
ラクイックと押し歩きモードを使う場面が明確で、約3万円を払う価値を感じるならEXが向いています。
どちらか決めきれず、購入価格も抑えたいならDXを選んで問題ありません。
最後は、普段通る道に押して上る坂があるか、後輪錠を開ける一手間をどれくらい負担に感じるかを確認して選んでみてください。2026年モデルが新品で残っているなら、2027年モデルとの支払額と販売条件も比べましょう。


